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泣き言です

学校の体育はいつも苦手で、大人になってからもスポーツ関係にはあまりいい思い出がない。体も硬いし反射神経とか運動神経とかは完全に断絶してるとしか思えない。まあ大人になれば体育の授業のような場面はないので避けて通ろうと思えば避けられる、と思ってたけど実はスポーツ以外のことでも反射神経や運動神経って必要なのだよな〜。あと体の柔軟性も。
なんて泣き言を言いたいのはなぜかというと近頃、チェロのレッスンがしんどいのだ〜。必死になると変なところに力が入るからか、一時期落ち着いてた腰痛、股関節痛が復活。トホホ。楽器の演奏というのも体を使うんだからやっぱり運動神経とか柔軟性なんかが重要なんだよなってことをつくづく思い知らされている今日この頃です。
そういえば子供の頃のピアノも全然上達しなかったもんな〜。(その一番の原因は練習不足ですが。)中学でやってたクラリネットではちょっと練習が立て込むと必ず中耳炎になった。未だに耳管開放症と歯の噛み合わせがダメになったままなのもやっぱり楽器に体がついて行ってなかったんだよな〜。運動もダメ、音楽もダメか〜。

考えてみれば運動神経って何をやるのにも必要。高校までしていた書道で腕を思った通りに動かしたり筆を安定して持てなかったのは今考えると体幹がしっかりしてなかったからかな〜なんて思うし。
そうそう、車の運転も相変わらずへたくそだし。

気づくのが遅いけど、何をやってもパッとしないのは根本的に体を上手く動かせないところに問題があるような気がする。この年になると後は退化するだけだというのにこの先どうなるやら。はーっ。

と嘆いていてもどうにもならない
# by cello_fumiko212 | 2012-10-07 20:47

苦言

チェロのレッスンに通っている大手チェーンの音楽スクール。メインは子供向けの音楽教室なのですが、ありがたいことに待合室が子供クラスと大人クラスに分かれているのでレッスンまでの少しの時間は静かにのんびりと過ごすことができる。が、この2回ほどすごくやかましい状態が続いている。騒音の主は子供クラスの生徒の母親たち。以前もたまに出くわすことがあったけど、あの人たちはたいてい4人くらいで部屋の中央に陣取り、甲高い声でおしゃべりし続けている。大人クラスの人が数人集まっておしゃべりしていることもあるけれどあんなに甲高い声を出す人は一人もいない。さらには、たまに私たちもう子供じゃないもんねというお年頃の子供(小学5~6年くらいの女の子2人組とか)がいることもあるけど、彼女たちは大人クラスの待合室の空気をちゃんと読んでいてひそひそ声でおしゃべりしている。うるさいのは小さい子供の母親グループだけ!あ、なんで母親グループだと確認できたかというと、子供クラスの先生が生徒の母親を探しに来たから。多分そうだろうとは思っていたけどやっぱりそうだったか!って感じ。
先週は母親軍団だらけで座れる場所を見つけられず結局暗い廊下の椅子で時間をつぶすことになったりして超イライラする。これから毎週そうなのかしら、、、母親は子供クラスの待合室を使ってくれないかなあ。小さい子の母親なので私よりも年下だと思うんだけど、、、なんで周りが見えないんだろうか?あー、やだやだ。
# by cello_fumiko212 | 2012-08-31 23:47

ラルゴの時の注意点

1年前、発表会でラルゴをやった時の注意点メモ。

楽譜を綺麗にする。
息苦しくなるところは弓使う幅で解決。
ffの手前はギリギリまでpのままでメリハリをつける。
fのとこ、ガリっと入っても客席にはあまり聞こえないから思い切って出す。

ポップスで言えばバラード。弾くのは右手だけど左の押さえ方も曲調を意識する。ガツガツ押さえず丁寧に。
ポジション移動は思い切って。恐る恐るやると上手くいかないで崩壊する。高いか低いかをわかること。
つまずいても復活できるようにする。
# by cello_fumiko212 | 2012-07-24 02:44

ピチカート

ピチカートを習った。
弾く位置は弓で弾く場所より上。指板の上で。
斜め上方向に引っ掛ける感じで。
弓を持ったまま中指だけ立てる、又は弓を握って人差し指、又は親指。
持った弓は立てる。隣の人にぶつけないよう注意。
音は上方向に出すイメージ。下に向かって出さないように。
ピチカートは弾き直すとリズムが変わっちゃうので、遅れたらそのまま抜く。
# by cello_fumiko212 | 2012-06-17 15:13

右手の話

今日のレッスンで、hさんが先生に右手のことを質問してくれた。弓の持ち方がわからないという質問。
ああ、そういう質問って、なかなかしづらくなっちゃうけど、改めて聞いてみたかった!ありがとうございます!

自分の持ち方はそんなに大きくはずれていない様子。親指は爪の右角のあたり、人差し指は第一関節の下寄りあたりで支えるイメージ。親指は他の指と並行にならない。親指以外の4本に力を分散させる。けど、しいて言えば人差し指、小指で支えてる。小指でコントロールしてる。

弾くときは人差し指をグッと下げる感じ、でもあくまでも腕の重さで弾く。力が入るとすれば二の腕の外側、内側だとそれは違う力が入っちゃってる。
弓の先で弾いている時はどうなってますか?と質問。特に高い方の2本の弦のときは右に行った腕に重さを乗せるというのができない。でも肘が曲がってるということは余裕があるということ。というんだけど、やっぱりよくわからない。けど、人差し指に重さを乗せるイメージをするとなんだかいい音が出てる気がした。
あと、右の背中が痛くなると言ったら、それは大丈夫なんだそうです。肩甲骨とか背筋とかが凝るのはちゃんと肩を回せてるということだから。
最近、やっと整体通いしなくても何とかすごせるようになってるので、(練習時間も減ってますが)少しは体の使い方がわかってきたのかなあ。先生から、「いいみたい」と言ってもらったので、大きくおかしな弾き方はしていないと信じてこの調子で頑張ろう。

「船に乗れ2」で、サトルがドイツの留学先の先生に「あなたの演奏は弦は鳴ってるけど楽器が鳴っていない」と注意されて、ひたすら音階を弾かされるシーンがあって、今の自分は弦すら鳴ってませんが、楽器を鳴らす、をイメージするようにしてみた。楽器の裏側から振動が伝わってくるときは楽器が鳴っているんだろうな、と理解して、なるべくそうなるように弾こうと思う。曲を弾くときはそれどころじゃなくなっちゃうんだけど、せめて音階のときは確認しながら音を出そう。

サトルが先生の音を聴いて、決して弦に弓を押し付けていないのに、音が全然違う、ということに気付くシーン。あれが多分腕の重さをちゃんと弦に伝えられたときの音の出方のことを言ってるんだろうな、って思った。肩に力が入らないように、とか1つずつ確認してるシーンもあった。
私の背中&肩甲骨が凝るのは、実は正しく右手を使えてるからじゃなくて、やっぱり肩にガチガチに力が入ってるからなのはわかっているので、いかに力を抜いて腕の重さを伝えられるか、そこなんだと思う。

先生が、意識するのとしないのとでは全然違うから。とおっしゃっていたので、これは絶対に忘れないこと。
この先もきっとそんなに劇的に上手くなって難しい曲が弾けるようにはならないのだから、ゆっくりと自分のテクニックで確実に弾ける曲を美しい音で弾けるようになりたいな。それには譜面どおりの音が出せたってだけじゃダメなんだ。楽器が鳴ってるか、自分なりにいつも確認すること。

それと、自分の楽器が弾きにくい、と相談した。駒が高いか、弦の問題か、見ないとわからないのでもってくるようにと。で、その足で山野に行って調性というんだけど、またお金がかかるのかあ。はぁー。なんか、弦も変えろって言われそうで嫌だなー。でも、上手くなるためだ。

先週のN響アワーは堤さんのドボルザーク チェロ協奏曲。テレビのスピーカーじゃなく、オーディオのスピーカーで聴いた。すごかったなー。あれがチェロの本当の音なんだな。それに音色が音楽に合わせてどんどん変わっていくのもすごかったし。何よりもオーケストラが堤さんを、堤さんがオーケストラを、お互いの演奏をリスペクトしあっているのが伝わってくる演奏だった。演奏を聴き終わったあと、堤さんもサンティさんの指揮でいつも以上のものが自分から引き出されたように感じた、と話されていた。クラリネットも良かったし、堀さんとの掛け合いも良かった。お互い渾身の演奏をしてるのが伝わってきた。魂を揺さぶられる演奏だった。生で聴いてみたかったなー。
6月に聴いたコーエンのソロは全然良くなかったから、同じ曲だと最初は気付かなかったくらい。席が悪いとはいえ、本当に全然何も伝わってこなかったなー。自分の精神状態も良くなかったのかな?チェロをチェロとして弾いてない感じがしたんだよ。そういう弾き方するならヴァイオリンやれば?っていう感じ。クラリネットとも微妙に時差があるように聴こえたし。これも席の問題なのかなあ。ソリストは勝手に弾いてて、オケは伴奏って感じで。同じN響なのに。不思議。

録画すればよかったとすっごく後悔。
家にあった、ロストロポービッチ、カラヤン、ベルリンフィルのCDも良い。でも、堤さん、サンティさん、N響の演奏は私にとってはそれ以上だったと思う。来年の会員おまけCD、あの演奏ならいいのに。

いい演奏を聴くと、モチベーションが上がる。また頑張ろう。
# by cello_fumiko212 | 2011-01-30 22:24